1. 長崎カジノの入場料金
海外のカジノ場では、カジノへ入場する時に無料で入場できる場所が一般的ですが、シンガポールの巨大IRでは自国民のみ約8,000~9,000円のカジノ入場料が、モナコのグラン・カジノ(Grand Casino)、カジノベネチア・カ・ベンドラミンカレルジ(CASINO DI VENEZIA Ca Vendramin Calergi)のような歴史の深いカジノ場では外国人観光客でも10EURの入場料が発生します。
また、オーストリアカジノのように、チップの事前購入やプロモーション参加料として入場時にお金を支払うシステムがあったり、入場料は無料なのにドリンクやシャンパンの1杯無料券がもらえる(ヨーロッパで多い)カジノ場もあります。
長崎カジノでは、2018年7月20日に日本で可決された「IR実施法案」の内容のとおり、日本人と国内居住外国人のカジノ入場料が6,000円、入場回数は7日間で3回、28日間で10回までに設定されることになるでしょう。
また日本居住の自国民には、マイナンバーカードの提示が義務化される可能性が高いと考えられます。
2. 長崎カジノの荷物検査
長崎カジノは、日本で3施設しかないカジノ統合型リゾートの中の1つで、しかも九州に1つしかないIR施設なので、これまでオープンしてきた海外カジノを参考にするかぎり、カジノ入場時に徹底的な荷物検査が行われる可能性が考えられます。
ラスベガスやマカオのようなカジノシティに建設されるIR施設ではないので、誰もがパスポートチェック・荷物検査などの審査がなく自由にカジノ場へ行き来できるようにはならず、最低限シンガポールやフィリピンのカジノのように簡単な荷物チェックは行われるはずです。
また、長崎カジノに近い韓国カジノでは、荷物は貴重品を除き基本的にレセプションデスクのクロークに預けるため、長崎カジノでもこの方法が取り入れられるかもしれません。
ヨーロッパの一部のカジノのように、クローク預けだけで1EUR前後の料金が徴収されることも十分考えられるでしょう。
一方、帽子・サングラス・カメラは、規模が小さいIR施設であればあるほど注意されたり、レセプションで預けるように指示されたりする機会が増えますが、長崎カジノがシンガポールカジノを主な参考施設とするならば、カメラ以外はそれほど厳しく持ち込み規制される心配はないと思います。
ただ、基本的には、貴重品以外はフロントに預けてから入場する方法がベストかもしれません。
3. 長崎カジノのパスポートチェック
長崎カジノは、シンガポールカジノやその他多くの国のカジノ場と同じく、入場時に国籍や成人であるかどうかを確認するため、パスポートの提示が必要になるでしょう。
ちなみに海外のカジノ場では、ラスベガスやマカオなど街全体がカジノシティで多くのカジノ場がひしめき合っている地区であったり、逆にオランダやオーストラリアなどでよく見かける、スロットマシーンやデジタルゲーム専門の小さな自営型カジノ場やスポーツブックショップなどでは、ほぼパスポートチェックは行われません。
4. その他
海外の巨大IR施設では、カジノ場への初回入場時にメンバーズカードが発行される場所も多く、ゲームプレイや場内レストランを利用することでカードにポイントが貯まっていきます。
長崎カジノでも、カジノ場内やハウステンボス内の各種ショップを利用することでポイントが貯まるメンバーズカードが発行されるようになると考えられます。