長崎カジノゲームの期待値&還元率
ギャンブルゲームが勝ちやすいか勝ちにくいかを判断する指標の1つに、対象ゲームの還元率(期待値)を出して比較する方法がありますが、この指標は気が遠くなるほど対象ゲームをプレイした時に1回のプレイでプレイヤーに返ってくる賭け金のパーセンテージを表しています。
たとえば、各ギャンブルゲームの期待値・還元率の値は、パチンコ・パチスロで約80%、競馬や競輪で約75%、宝くじが約40〜50%となっており、仮に賭け金が10,000円とすると、それぞれ1回のプレイにつき8,000円、7,500円、宝くじにいたっては4,000〜5,000円くらいしかプレイヤーに返ってこないことになり、どのギャンブルで遊んだとしても長期的にはマイナス収支でゲームを終了することになると確率論的には結論付けられます。
しかし、カジノゲームの場合、この数値がバカラやブラックジャックで約98%、ルーレットでは約94.7%、当たりが出にくいと考えられているスロットマシンでも90~95%以上の期待値が出ることから、ギャンブルの中でも勝ちやすい部類のゲームであることが証明されており、とくにブラックジャックでは正しいプレイ手法で遊ぶことができれば、還元率101%以上を叩き出すことは珍しくなく、さらにプレイヤー対戦型ポーカーの場合は、ほとんど麻雀のようにスキルゲームの要素が強いため、ギャンブルというより将棋やチェス、バックギャモンと同じ種類のゲームであると考えることもできるのです。
そのため、これらのカジノゲームを導入するであろう長崎カジノでは、国内外から数多くのギャンブラーが大勝ち目的で来場したり、お金持ちであればVIPルーム会員として定期的にリピートプレイヤーになることは想像にやさしいのではないでしょうか。
しかし、どんなにカジノゲームを遊ぶための資本金が大きくても、基本的にカジノゲームはギャンブルであるので期待値はマイナスであることを頭に入れておいた方が良く、長期間プレイし続けることで「大数の法則」が働き徐々に勝ちにくくなっていくことを知っておく必要はあると思います。
たとえば、確率論上はアメリカンルーレットを100回プレイした時に収支が黒字になるプレイヤーは約26%もいますが、1,000回の勝負では約4%にまでしぼられ、10,000回プレイした時にはほぼ99.9%のプレイヤーが負け越してしまうという事実がデータとして出てしまっているので、カジノゲームのプレイには熱中しすぎず、どこかのタイミングでゲームテーブルを去る勇気とフットワークを持っておくべきかもしれません。