長崎カジノルーレットのミニマム&マックスベット
長崎カジノは、台湾や韓国、香港、中国など近隣諸国から多くの外国人観光客が訪れやすい好立地に位置していることから、オープン後は多くの外国人観光客が訪れることが予想されますが、逆を返せば、中国(マカオ)や韓国のカジノで遊んでいたカジノプレイヤーやギャンブラーが長崎カジノに来る可能性が高く、カジノゲームのベッティングレートはこれらのカジノに設置されたテーブルやマシンを参考に決められるかもしれません。
たとえば、ルーレットの賭け金額では、マカオ、韓国、フィリピン、シンガポールなどのアジア圏のカジノ場のレートが参考値になることが考えられますが、実際これらの国のカジノ場で設置されているルーレットテーブルのゲームレートは、どの国のカジノ場でもそれほど金額に大差ないような印象があります。
具体的には、最も配当が高いストレートベット(straight bet)のマックスベットで200ドル~1,000ドル、マカオのサンズ系列のようにベット額が高いカジノでも2,000ドル~15,000ドルの範囲ほどではないでしょうか。また、配当率が低いアウトサイドベット(even chances)でもアジア圏内のカジノ場でレートの開きはほとんどありません。
ハイリミットフロアやVIPルームに設置されるハイレートのテーブルでも、他の海外カジノと同じように、1回約1,000万円ベットできるルーレットテーブルは、長崎カジノで少なくとも設置されると考えられます。
ただ、アジア圏のカジノでは、通常のルーレットよりもデジタルマシンを用いたゲームや、ライブ中継で遊ぶルーレットの方が今や人気が高く、この傾向はアメリカやヨーロッパでも同様ではないでしょうか。そのため、デジタルルーレットやライブルーレットのゲームレートは、長崎カジノではやや上げる可能性もあり、場合によっては通常のテーブルゲームよりも高い賭け金額で遊べるマシンが平場(一般客がプレイするカジノ場)でも登場するかもしれません。
ちなみに、長崎カジノがあるハウステンボスはオランダをテーマにしたテーマパークですが、本場のヨーロッパカジノでのルーレットのゲームレートはアジア圏よりも低めに設定されており、稼ぐためにルーレットをプレイするというより、楽しむためにプレイするゲームという意味合いを感じます。
たとえば、イタリアやマルタでは、ルーレットのミニマムベットはストレートベット(straight bet)で1~25ユーロ、アウトサイドベット(even chances)で10~100ユーロ、マキシマムベットはストレートベット(straight bet)で10~50ユーロ、アウトサイドベット(even chances)で1,000ユーロほどとなっています。また、オーストリアのオーストリア・インターナショナルが運営するカジノ場のルーレットは、ミニマムベットがストレートベット(straight bet)で2.5~10ユーロ、アウトサイドベット(even chances)で2.5~10ユーロ、マキシマムベットはストレートベット(straight bet)で85~350ユーロ、アウトサイドベット(even chances)で3,000~40,000ユーロとレートが高めに設定されています。